知っておきたい食品添加物のこと ②

国が認めているものは、安心ですか?

 

今や食品添加物が入っていない食品を探すのは至難のわざ。そう言っても過言ではありません。
そもそも食品添加物とは、いったい何なのでしょうか。
厚生労働省によると、「食品の見た目をよくする、風味をよくする、長持ちさせるなどのために、
製造過程で、または食品の加工や保存の目的で食品に添加するもの」とされています。

日本では、現在1500種類以上の食品添加物の使用が認められています。
人体への影響は、もちろん国もメーカーも心配ないと言っていますが、本当にそうなのでしょうか?
その安全性について疑問を持つ人は少なくなく、そういった意識の高い人たちが、年々増えているように思います。

認可されている膨大な数の食品添加物にはさまざまなものがありますが、
中には、これだけは絶対に避けたい、というものが多々あるのも事実。
そのひとつが「リン酸塩」です。
この添加物がたっぷり入っている代表格が、
ジューシーでとっても美味しいベーコンやハム、ソーセージといった加工肉と言われています。

「リン酸塩」は、保水性や結着性を高める働きがあるため、食感や風味、色調をよくするために、
なくてはならないものとして使用されています。
そんな中、以前大手コンビニエンスストアが、
「リン酸塩」を過剰摂取すると、カルシウムの吸収を妨げ、骨粗鬆症や腎機能の低下、
甲状腺機能に悪影響が出る危険性があるとして、
一部の商品への使用中止や、使用削減に取り組むことを公表したのを覚えている方も多いでしょう。
つまり、“国が認めているから安心”という理屈がまかり通る時代ではなくなったわけです。

さらに、子どもたちが大好きな、あのタコさんウインナーには、
石油を原料とする食用タール色素「赤色102号」が入っています。
もちろん国が認めている着色料ですが、アメリカやカナダ、ベルギーでは、
ガンやアレルギーを引き起こす原因となる危険性があるとして食品への使用を禁止している、
危険性の高い添加物のひとつです。

自分のために、家族のために、そして子どもの未来のために、
私たちは自身の責任において選択をしなければならない、そんな時代なったのだと思います。

 

 

 

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