高さ世界一を競う中東ドバイ「ブルジュ・ハリファ」

アラブ首長国連邦(UAE)の中の首長国のひとつ、大都市ドバイ。
かつて、ペルシア湾の小さな港町だったドバイは、
20世紀に入り貿易港として発展してきました。

当時のラーシド首長は1966年に石油が発見された後も、
石油に依存しない経済政策を目指し、インフラを整備。
経済特区を設け、行政機関を強化し、次々に外資を誘致していきました。
その政策の甲斐あって、世界中から企業が進出してくるようになり、
現在の“巨大商業都市ドバイ”へと変貌を遂げました。

ドバイの経済開発戦略のコンセプトは「世界一」。
その象徴となっている建築物が、
5つ星の最高級ホテル「ブルジュ アル アラブ ジュメイラ」、
沖合にある人工島群「パーム・アイランド」、
そして、2010年に竣工した超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」でしょう。

この「ブルジュ・ハリファ」はホテル、オフィス、レジデンスからなる複合商業施設で、
828mの「世界一」の高さを誇っており、
離れたところからカメラを向けてもフレームに収まらないほどで、只々驚くばかりです。
しかし、中東のサウジアラビアに建設中の「ジッダ・タワー」が完成すれば、
世界一ではなくなってしまいます。

それにしても、人間はなぜそんなにも高さを競いたがるのでしょう。
いったいどこまで競い合うのでしょう。
やはり、権威主義的な意識がそうさせるのでしょうか…
その圧倒的な高さを前にして、心の中で、ふとそんなことをつぶやいていました。

 

 

 

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