古代ローマ帝国のシンボルで、何を思う 2018.08.24 Tweet Share RSS ローマを訪れたら絶対にはずせない世界遺産「コロッセオ」。 約2000年前に建設されたこの円形闘技場は、見るものを圧倒する存在感です。 ここは、かつてローマ市民の娯楽施設として造られたもので、 市民の目が政治に向かないようにした、とも言われています。 娯楽施設と言っても、そこで行われていたのは、処刑や、人と猛獣を戦わせるという、なんとも残酷な血生臭いもので、 アリーナには流血を吸い取るための砂が敷き詰められていたそうです。 ここで年間数千人の剣闘士と、数千頭の猛獣が命を落としました。 映画「グラディエーター」を観た方は、その光景が脳裏に浮かぶのではないでしょうか。 施設は約5万人収容の4階建てで、 1階には皇帝や貴族が座り、2階は騎士、3階は一般市民、4階は貧民層。 そして地下には、猛獣を待機させる檻や、処刑される人たちの檻があり、 現在は床が抜けているため、その檻の趾をリアルに見ることができます。 今そこには、観光を楽しみ、写真撮影をする人々の姿があります。 その場に佇んでいると、さまざまな感情が複雑に絡み合います。 あなたは、何を思いますか? コメント: 0 それ、ほんとにオーガニック? ① 豪州最古のワイン産地、ハンター・バレーを訪ねて ピックアップ記事 ローマっ子たちのビーチ「リド・ディ・オスティア」 2018.09.02 新宿の潤いの中で、自分らしく暮らす 2018.10.22 大好きな家と、広大な砧公園に癒される 2018.08.26 関連記事一覧 メルボルン最古のカフェ「ホープトンティールーム」 2018.08.17 シャンパンの本場「ランス」で、ジャンヌ・ダルクに思いを馳せる 2018.09.10 台湾で最も有名な神社「紫南宮」は、神様の銀行 2018.10.24 女神像とともに、世界の平和と自由を願う 2018.08.15 カトリックの総本山「バチカン市国」を訪ねて 2018.08.05 タスマニア「ウェリントン山」で心呼吸 2018.08.05 よく働きよく遊ぶ、蘭桂坊(ランカイフォン) 2018.09.06 悠久の時を超えた花の都、フィレンツェ 2018.11.07 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) ※ 公開されません URL
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