古代ローマ帝国のシンボルで、何を思う

ローマを訪れたら絶対にはずせない世界遺産「コロッセオ」。
約2000年前に建設されたこの円形闘技場は、見るものを圧倒する存在感です。

ここは、かつてローマ市民の娯楽施設として造られたもので、
市民の目が政治に向かないようにした、とも言われています。
娯楽施設と言っても、そこで行われていたのは、処刑や、人と猛獣を戦わせるという、なんとも残酷な血生臭いもので、
アリーナには流血を吸い取るための砂が敷き詰められていたそうです。
ここで年間数千人の剣闘士と、数千頭の猛獣が命を落としました。
映画「グラディエーター」を観た方は、その光景が脳裏に浮かぶのではないでしょうか。

施設は約5万人収容の4階建てで、
1階には皇帝や貴族が座り、2階は騎士、3階は一般市民、4階は貧民層。
そして地下には、猛獣を待機させる檻や、処刑される人たちの檻があり、
現在は床が抜けているため、その檻の趾をリアルに見ることができます。

今そこには、観光を楽しみ、写真撮影をする人々の姿があります。
その場に佇んでいると、さまざまな感情が複雑に絡み合います。
あなたは、何を思いますか?

 

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